2007年09月01日

Aurevoir

頭ん中の最前線に
最強装備の僕が居て
心ん中の壁の向こうに
素っ裸の僕が居て

外国からの攻撃なんて
モノともしない無敵の鎧
外国からの援助さえも
握ること出来ない両手

Au revoir 共に戦を眺めた旧友達よ
僕は戦う 昔見た兵士になるんだ
Au revoir 自らの剣で手を断ち切るんだ
僕は君らの手を握ることはもう無い

兵士は疲れを見せることもなく
剣を振り盾を突き出した
その鎧の裏の大傷が
自らを苦しめても

戦い抜ける自信は過剰にあった
己が無敵の世界で生きてきたから
遂に疲労を披露バンザイお手上げ
ホントはずっとツラかった

外国からの攻撃が止まる
終戦記念日が誕生日
外国の援助に救われる
こんなに暖かい人がいた
Au revoir 無敵を誇ったキかぬの鎧
身体無き鎧はただのインテリア
Au revoir 意地の大剣に屁理屈の盾
深く地に刺そうもう二度と使うことが無いように
愛国心は人を救い国を創る
その愛を何故人は他国に
向けることができないの?
一人で立ち向かった僕は気づく

Au revoir 馬鹿な果敢な兵士
人は一人では戦い抜けない
Au revoir 昨日までの僕
敵は他人でも外国でもない
その愛を受け入れられない最前線の僕
Au revoir



追記
Au revoir(オーヴォーワー)→さようなら



Posted by まー36 at 23:42│Comments(0)
 
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